スマホが学生にまで浸透し、個人レベルの一人一人にデジタルが普及しきったと言っても過言ではない昨今。
そんな時代へのアンチテーゼ、とは言い過ぎかもしれませんが、リバイバル・復古ブームなるものが熱を帯びていますね。例えば使い切りカメラの「写ルンです」が人気だったり。40代以上には懐かしい、第3次「なめ猫」ブームなるものが到来していたり。
音楽方面でも、アナログレコードやカセットテープの復刻などが話題を集めていますが、ハードだけでなく、演歌や歌謡曲といった昭和ジャンルの音楽も、定額配信サービスなどで人気があるようですよ。
こんにちは。フェアプレイ・レコーズWeb担当の加藤です。
流行に敏感なわがフェアプレイ・レコーズ(自虐ギャグです、念のため・・・)では、昭和歌謡曲に注目した「お気楽ギグ」「ギラ山ジル子プロジェクト」という2つのプロジェクトでCDをリリースしています。
せっかくのリバイバル・復古ブーム、これに便乗して自社プロジェクトの魅力を伝えない手はない!ということで、収録楽曲の一つ一つにフォーカスしてアーティストや作品を紹介していきますね。
今日のエントリーはアルバム「ギラ山ジル子プロジェクト ONE」の1曲めを飾るキャンディーズ「年下の男の子」です。
キャンディーズと「年下の男の子」(wikipediaより)
キャンディーズ(Candies)は、1970年代に活躍した日本の女性3人組のアイドルグループである。所属事務所は渡辺プロダクション。多くの楽曲は、当時渡辺音楽出版の社員だった松崎澄夫(元・アミューズソフトエンタテインメント代表取締役社長)のプロデュースによるものであった。
1973年(昭和48年)に「あなたに夢中」で歌手デビュー。またデビュー前からは、人気バラエティ番組『8時だョ!全員集合』にもレギュラー出演していたが、デビュー後しばらくはヒット曲に恵まれなかった。デビュー当時のメインボーカルは、当時最も歌唱力が高かった田中が起用された。
だが当時のマネージャーである諸岡義明が、3人の中で伊藤だけファン層が異なる(お姉さん的)ことを発見、諸岡の提案により、1975年(昭和50年)に発売した5枚目のシングル「年下の男の子」で方針を転換。「お姉さん」的キャラクターの伊藤をセンター・メインボーカルに据えて前面に出したところ、これが当たって初ヒットとなり、又オリコンでも初のベストテン入りを果たした。
1975年といえば、加藤は6歳になったころで、生まれ育った新宿から自然豊かな小平市に転居したころです・・・って関係ないですね。
世の中的には、1月に「まんが日本昔ばなし」の放送が開始されたり、3月にペヤングソースやきそばが発売されたり。4月にはゴレンジャーが始まったかと思えばベトナム戦争が終わり、9月にはきのこの山が華々しくデビューを飾り、10月にはタイムボカンが始まるのを横目に広島カープが初優勝をした、そんな年でした。ソースはwikipedia、著しく加藤個人のバイアスがかかっていますがご了承ください。
キャンディーズは解散がまたドラマチックなのですが、このエントリーではそこまでは触れませんので、興味がある方はこちらを確認してみてください。
「年下の男の子」の歌詞はうたまっぷで確認することができます。
YouTubeにはかなり状態のいいオリジナル映像がアップされてますね。
懐メロって無性に聞きたくなることがあると思いますが、どうしてもサウンドが古くなってしまっている場合があります。「年下の男の子」に興味をもたれたら、国内トップクラスのジャズミュージシャンによるスリリングな演奏の「ギラ山ジル子プロジェクト」をチェックしてみてください。
それでは、本日はこのあたりで失礼致します。
どこかでお会いすることがあれば、お気軽にお声がけください。